これは便利!トプコンホースマン
エレクトリカルグリップのバッテリーを自作しましたよ

エレクトリカルグリップは、トプコンホースマンのアクセサリーで電磁式のシャッターユニットです。

こんな大型カメラを手持ちで使うことは現代ではほとんど無くいでしょうねえ、しかし愛好家はこのグリップあってのホースマンと言えます。
なにしろこのエレクトリカルグリップはケーブルレリーズを利用したグリップと違って、シャッターショックがほとんど無く、操作感は快適そのもの。カメラぶれも激減するはずです、ぜひ一度お試しあれ。

 

 

このソレノイドが、電磁力でカチコンカチコンと動くわけです。

残念なことに、このグリップに使用する電池は積層22.5vというもので現在手に入らないようです。そのため代替品を利用するしかありません。ところがこの代替品、リチウム電池8個をパックにしたもので、電圧も24Vらしい、しかも¥3000と少し高価らしいのです。
うーむ、自作で安上がりに、そして簡易に出来ないものか、ちょっと探ってみましょう。

これのでんちくらさーい。」「ありませんてば。

東急ハンズでも揃うはずですがパーツと言ったらやはり秋葉原、秋葉原は電気祭り、じゃなくて電気の町、秋葉原の千石電商でパーツを買ってみました。ここは通販もOKです。
エレクトリカルグリップ本体を持って入りそうな大きさの電池を探すことにします。
「22.5vくらいのでんちをくらさい。」
「なんですかそれは?は?22.5vですか。ありません。(きっぱり)」
じゃあ24vはありませんか?「ありませんねー。」とすげない店員さん。
グリップを見せてアドバイスを求めると「そんなボルテージの電池はありませんね。」と更にすげない。
わけの分からないものを見せられてすっかりお店のお兄さんが退いてしまいましたが秋葉原まで来て手ぶらで帰るわけにはいきません。
「代替品でいいので探しています。」
「ありません。」
たぶん、面倒な客だなあ、帰ってくんないかなあ。と言うことだと思いましたが、何度も言うようですが秋葉原まで来て手ぶらで帰るわけにはいきません。
トプコンクラブの掲示板にあった「24vだがリチウム電池がある...。」という書き込みを頼りに
「24vだがリチウム電池があるというのですが、それはどこにありますか?」
「ありませんね。」
完全に嫌われたらしいので自力で探すことにしました。
まず電池の選定ですが、これは小さくて24vなければなりません。お店でぶら下がっている電池を上から下まで探してみますと、ありました。<12V アルカリ電池:23AE \90>という物が良さそうです。これは単五電池くらいの大きさですが、単五より若干大きいようです。
現物合わせで<単五2本用の電池ケース:コードが付いているタイプ ¥90>と合わせてみますと電極のコイル部分の余裕で23AEは難なく入るようです。
エレクトリカルグリップ本体と電池ボックスを現物合わせしてみますと余裕で入りそうです、これはもうバッチリでしょう。

電極の板にリード線を結んでいるだけという、電気関係の人が見たらがっくり。これでも未だ何故かノントラブル。

それにしても12Vという電池があったのですね、よかった。何用なんだろう?
グリップの電池室にスポンジがあるため電池ボックスもジャストフィットです。グリップの電極に電池ボックスのリード線を結んでテストしますとバッテリーチェックランプが点き、ボタンを押すと、かちんかちんと作動します。素晴らしい。
このてのカメラで、生まれてはじめて空シャッターをバチバチ切りました。実に軽い動作で、レリーズを機械式に押し出すタイプでは味わえない感覚です。
タイムラグもほとんどありません、エレクトリカルグリップは優れものですね。

最強の行楽カメラ。 ただし要体力。

トプコンホースマンはVHRを最期にトプコンの名前が取れてホースマンとなりました。
ホースマンシリーズは種類も多く、高性能で手に入れやすいカメラです、最近では中古大判レンズも値頃感がありますのでこれからの行楽シーズンに向けて1台いかがでしょうか?
ブローニーフィルムとトプコールなら圧倒的な高画質が楽しめること請け合いです。

By みらんじ